わいわいDAYS

ネットおやじのメモ帳

断らない技術(お勧めせんよ)によって手に入れる経験

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世には「断る技術」なる書籍やらコラムが溢れかえっている、現代社会では一人当たりの仕事量が増え己のキャパシティをオーバーしている人が沢山いるからこそ需要が生まれたのだろう。ブラック企業、違法残業とも関連が深い。

しかしだ!皆一度は己の限界を知りたくないのか?

私が若い頃はな、とっても気が弱く断る事なんて出来なかったのだよ、諸君! 先輩からの依頼を断った時の「チッ」と言う顔、今でも忘れられんよ・・上司からの依頼を断った時の「あ・・お前査定低くするから!ヨロシク!」を言う曇った表情から伝わる暗黙のメッセージ・・断る方がつらいんじゃ。だからそれ以降

己に投げられた仕事はとにかく受けることにしたんじゃ!

私は受けた・・とにかく依頼された業務は受けた、野球部の千本ノックのごとく受けまくった。それは苦行、終われば次、それが終わればまた次、はたまた同時進行と、流れ落ちる滝のごとく継ぎ目のないエンドレス地獄。俺は密かに待っていた、早々に自分の体が悲鳴をあげドラマのワンシーンの様に倒れる事を。しかし私の体力は柔道を経験していたおかげで中途半端にあった、そして次第に意味不明のナチュラルハイになりどんどん業務をこなしていった。

そしてようやく半年・・限界は来た

私は精神的・体力的限界に達し体調を異変のきたしたのだ(もちろん周囲もどれぐらい激務が伝わる位だった)その時初めて上司と先輩は気づいた!「あ・・まずい(私)に仕事丸投げしすぎて進捗が把握できてない・・しかもそれがいくつもある・・マジ・・やばぁい」もちろん先輩と上司は一社員である私に仕事を丸投げ&7割投げしてたなんて言える訳がないので、相当困って大変なトラブルになったと同僚から後で聞いた。

それ以降その上司と先輩は私に対して程々に業務を依頼する様になった。

結果論だがある意味大成功だ!

この経験があって、今は部下や新人君に仕事を依頼する時も、個人の能力を把握して常に進捗確認をする様にしている。あとは部下や新人君に対し話しやすい雰囲気を出す努力もしている(なれ合いでは無い)

いや・・良い経験だったが二度とごめんだわ・・

※職種・業務によって差があるので絶対に真似しないで下さい。参考程度に宜しくお願いしやす。