「記憶に残る風景」 #地元発見伝
地元の魅力を発見しよう!特別企画「地元発見伝」
東京に出てきてもう20年近くになる、田舎には何年かに一度、1日~2日帰る位だ。この写真は高知県の御畳瀬(みませ)と言う場所。祖母の生まれた地だ、幼い頃祖母に連れられて「アジの干物」を良く買いに行っていた場所。今はさびれた漁村だか、時々風にのってやって来る潮の香りと、時の止まった様な景色の変わらぬ風景は20年前となんら変わらない。
時代に置き去りにされたままの漁村。もしあの時、地元に残っていたらとふと思う。東京に出てきて20代、30代の時は地元に思いを寄せる時間はなかった、40代になって振り返る余裕が出来た時、「郷愁」や「後悔」に似た切ない想いが湧いてくる。
皆さんにも他人から見たら、何とも思わない風景が記憶に残ってるかと思う、すこし疲れた時に癒されるのはいつも「地元」だ。
僕は田舎を捨てた人間、後悔はいつもあるが前を向いて生きていこうと思う。